見覚えのない、立派な建物と敷地。
門に掲げられた【忍術学園】の看板。
5年生達と同じ忍装束の子供達が、逃げ惑っている。
悲鳴と緊迫した声が響く中、狂ったように笑う人物がいた。
刀を振りかぶり、次々に子供達を斬っていく。
赤い血溜まりに沈む子供達は、事切れて動かない。
顔の見えないその人物は、甲高い声で笑っていた。
血を浴びて全身が赤に染まっても、刀を振う。
動くものを全て赤く染め続けた。
血で汚れた足元に、5年生達が転がっている。
物言わぬ躯となって。