とても綺麗な視界。
目の前で火花が飛んだ。
緑色の装束を纏った6人の少年たち。
嘲笑う無慈悲な声。
心の無い、虚ろな瞳。
「無駄ですよ。何を言ってもあなた方の声は届かない」
腕を伸ばすことができない自分。
頭が、痛い。
星も見えない暗い森の中、私は必死で走る。
息が苦しい。
追われている。
けれども直ぐに捕まってしまう。
背中に感じる熱。
目の前には傷を負った鉢屋三郎。
強い殺気を放って、私の前に立っている。
強い憎しみを感じた。
刀を強く握り、私を睨んでいる。
また、あの瞬間が訪れてしまう。
向けられた刃。
私は抵抗しようとしたとき、
彼は、瞳を閉じた。